5Gテスト、オシロスコープ、レーダ・アプリケーション向けに

広周波数帯域をカバーする、帯域幅8GHzおよび

サンプリング・レート10.4GSPSの新しいA/Dコンバータ

 

SCJ-19-008

2019年5月24日

日本テキサス・インスツルメンツは、業界で最も広い帯域幅、高速サンプリング・レートおよび低消費電力を備えた新しい超高速A/Dコンバータ『ADC12DJ5200RF』を発表しました。『ADC12DJ5200RF』は、5Gテストアプリケーションやオシロスコープでの高い測定精度を実現し、レーダ・アプリケーションで直接Xバンドサンプリングを実現するのに役立ちます。詳細については、こちらをご覧ください。

 

幅広い周波数帯で高速な測定を実現

  • 超広帯域幅:8GHzで、『ADC12DJ5200RF』は競合製品に比べて20%高いアナログ入力帯域を実現。これにより、非常に高い周波数を直接デジタルに変換できるようになるため、余分なダウン・コンバージョンのコストや面積およびそれによる電力消費が不要
  • 最速の12ビットADC:『ADC12DJ5200RF』は、デュアル・チャネル・モードでは5.2GSPS(ギガサンプル/秒)でサンプリングを行い、12ビット分解能で2.6GHzという高い瞬時帯域幅(IBW)を得られ、シングル・チャネル・モードでは、10.4GSPSのサンプリングで最大5.2GHzのIBWを取得
  • 効率のよいインターフェイス:『ADC12DJ5200RF』は、スタンドアロンのGSPS ADCとして初めてJESD204C標準インターフェイスに対応。FPGA(Field Programmable Gate Array)へのデータ出力に必要なシリアライザ/デシリアライザ・レーン数を最小限にし、これにより、高データ・レートの実現が可能

 

電源や温度の変動に対して高い性能と安定性を発揮する設計

  • 高い信号検出感度:『ADC12DJ5200RF』は電源の変動に対応し、最低限の仕様であっても、最高の動的性能を発揮。レシーバ感度が非常に高く、微弱な信号でも検出することでシグナル・インテリジェンス(SIGINT)を強化。さらに、ディザリングを内蔵することで、優れたスプリアスフリー性能を実現
  • 高い測定精度:この新しい超高速ADCは、±300µVと低いオフセット誤差とゼロ温度ドリフトにより、システム誤差を最低限に抑える
  • 低いコード・エラー率:テスト機器や計測機器の設計において、競合デバイスに比べて100倍以上優れている『ADC12DJ5200RF』の非常に低いコード・エラー率(CER)を利用することで、高い計測反復性を実現

 

ソリューション・サイズを30%縮小、消費電力も20%低下

  • 実装面積を縮小:ディスクリート・ソリューションに比べ30%も小型である10mm×10mmパッケージの『ADC12DJ5200RF』を利用することで、基板実装面積を節約でき、必要なレーン数も削減されるため、プリント回路基板設計をさらに縮小することが可能
  • 消費電力が低下:『ADC12DJ5200RF』の消費電力は4Wと、競合のADC製品より20%低いため、放熱を最小限に抑え、設計での総合的な熱管理の簡素化が可能

『ADC12DJ5200RF』は、TIのGSPS ADC『ADC12DJ3200』、『ADC12DJ2700』、『ADC08DJ3200』とピン互換であるため、2.7GSPSから10.4GSPSへと簡単にアップグレードでき、再設計にかかる時間やコストが抑えられます。

 

製品設計の迅速化に役立つ評価ツールとサポート

 

供給状況とパッケージについて 

デュアル・チャネルおよびシングル・チャネルの超高速ADC『ADC12DJ5200RF』は、TI storeでサンプルを供給中です。このADCは、144ボール、10×10mmフリップチップ・ボール・グリッド・アレイ(FCBGA)パッケージで供給されます。

 

TIのデータ・コンバータ製品に関する情報

 

※TI E2EはTexas Instrumentsの商標です。すべての登録商標および商標はそれぞれの所有者に帰属します。